奈良編>山の辺の道part2

山の辺の道 Ⅱ


巻向から天理まで (2005/10/13)

快晴に恵まれた秋の一日、古代のロマンと、秋の風物詩を求めJR巻向駅に降り立った。先回は桜井から巻向まで約8kmの行程でしたが

今回は巻向から天理まで約12kmとハードスケジュール、「秋の日は釣る瓶落し」 夕暮れ間近の天理市外を急ぎ足で天理駅へ辿り着きました。

あしひきの 山川の瀬の 響るなへに 弓月が嶽に 雲立ち渡る     柿本人麻呂歌集  (巻7―1088)

(歌意) 巻向川の高い瀬音の響きに合わせるように弓月(ゆつき)が嶽に雲が湧き上がりゆっくりと流れていく

弓月が嶽は不明ですが、巻向山(写真右側)の山頂か またその西か、東南にある峰か、いづれこの辺りの山には違いないとのこと。