山陰編>倉吉

伯耆国庁跡 と 国宝投入堂

伯耆国府跡


因幡と伯耆の万葉の旅の2日目 空は雲が切れてきたように見えるが何故か小雨・・・伯耆国庁跡に向かう。 『続日本紀』によれば元明天皇の

霊亀2年(716)4月、山上憶良は伯耆守に任命され赴任したことが記されている。これより2年前従五位下の位を受け57歳で始めて国守となる。

4年余りの伯耆守在任中、万葉集には彼の歌は見つからない。憶良ほどの歌人が一首の歌も作らなかったとは考えられないがこれも謎のひとつ

大伴家持が因幡国庁で万葉集最後の歌(巻20ー4516)を残した後、歌わぬ人になったのと似てすべては歴史の秘話として語り継がれることでしょう。